プロフィール

三好　鮎子（みよし　あゆこ）

1978年沖縄県那覇市首里生まれ。東京藝術大学・お茶の水女子大学非常勤講師。東京大学大学院にてドイツ語圏の文学を学ぶ。趣味はダンスと編み物。学生時代はビートルズを演奏するバンドサークルに所属し、MR. BIG、BON JOVIなどのロックバンドにもハマる。[Alexandros ]、BTSのファンクラブに入っていたことも。現在はDリーグ（ダンスリーグ）観戦が好きで、Valuence Infinitiesのファン。

ドイツ語に興味を持ったきっかけ

小学5年生のころ、ミヒャエル・エンデの『モモ』と『「はてしない物語』を友人から借りて、その面白さに夢中になり、寝食を忘れて読みました。「いつかエンデの物語を、エンデが書いたそのままの言葉で読みたい」ー

そんな憧れを抱きつつ、大学受験勉強の息抜きとして独学でドイツ語の学習、というより遊びを開始。読めもしない「はてしない物語」の原書と朗読CDを買ってきて、ひたすら聴き、原書からそれらしいところを抜き出しては、見よう見まねのドイツ語をノートに書き写す作業を楽しんでいました。

この体験から、ドイツ語の響きに浸る楽しさに目覚めることに。今でも、朗読を聴いたり歌を歌ったりすることで、ドイツ語の音を楽しむのが一番好きです。 

外国語を学ぶことについて

外国語を学ぶと、どんな良いことがあるでしょうか？ 仕事に役立つ、安心して旅行できる、その言葉を話す友人ができる、外国の情報が得られる、読みたい本が読める、歌いたい歌が歌える……いくつもありますね。

こういった具体的なことのほかにも、良いことはあるように思えます。外国語の世界をのぞくことは、日常とは全く違う世界にふれること。それは、良くも悪しくも「ふつう」になっている日常生活に、新しい視点をもたらしてくれるのではないでしょうか。

また、同じ言葉を話す人同士でも、ときにはそうとは思えないほど「話が通じない」こともあるものです。そういうときに、そのわけのわからなさに対して、心を閉ざしてしまわず、自分勝手に解釈せず、忍耐強く理解しようとする。外国語を学ぶことを通して、そんな態度も身につくような気がします。

そして何より、外国語がわかると楽しい！ 時間も空間も超えて投げかけられた言葉が、自分の世界を広げてくれ、また少し新しい〈わたし〉が作られる。それは、世界にただひとりの〈私〉であり、同時に人とつながる〈渡し〉でもあります。

あなたの新しい〈わたし〉を作るお手伝いをさせていただけたら、うれしいです。 

略歴

• 川崎市にてドイツ語カフェ@カフェマイム主催（2012年4月～2013年3月）
  
• センター試験対策のための個人レッスン実施（2013年5月～2014年1月）
  
• 東京藝術大学にてドイツ語初級クラスを担当（2015年4月～現在）
  
• アイザック「奥様のためのサバイバルドイツ語レッスン」実施（2017年5月、全5回）  
  
• ゲーテ・インスティトゥート奨学生としてドイツ語教員のためのドイツ国内研修に参加（2017年8月）
• 国立国会図書館にて読解研修講師を担当（2017/2018年7月～9月、各10回） 
  
• 東京藝術大学にて高大連携プログラムクラスを担当（2018年4月～9月）
• お茶の水女子大学にてドイツ語初級クラスを担当（2018年4月～現在）
• 成城大学にてドイツ語中級クラスを担当（2019年4月～現在）
• 東京都立大学にてドイツ語初級クラスを担当（2020年4月～2021年3月）
• 成城大学にてドイツ語初級クラスを担当（2020年10月～2023年3月）
• 慶應外語センターにてドイツ語入門クラスを担当（2022年10月～2023年3月）